先日プライムデーで購入した「Pasonomi TWS-X9」というBluetoothイヤホンの購入レビューを書いたのですが、Amazonで安くて高音質な類似品が出品されているとの噂を聞きつけて「PZX Bluetooth」というイヤホンを購入してみました。
結論から言うとそこまで良い商品では無かったんですが折角買ったのでレビューをしていきたいと思います。
Bluetooth左右分離イヤホン「PZX Bluetooth」購入レビュー
今回購入したイヤホンはこちらです。
友人から安くて評判のいいイヤホンがAmazonに出品されているから人柱になって欲しいと言われたので地雷を踏む覚悟で購入してみました。
ググっても全然情報が出てこなかったので不安でした。
とりあえず開封して中身を見ていきたいと思います。
PZX Bluetooth 外見とスペックについて
パッケージは類似商品と比較してかなりコンパクトです。
Amazon以外で出品しているのを見つけることが出来なかったのですが、パッケージの上部に引っ掛けるためのフックが付いているので実店舗での展開を視野に入れている商品なのかもしれません。
パッケージの質自体は悪くないのですが、よくある中華デバイスの粗悪品にありがちな日本語のフォントに少し違和感を感じました。
パッケージの背面には主な仕様が日本語で記載されています。中国語をGoogle翻訳したような文面が不安を誘います。
内容物一覧
- イヤホン本体
- イヤーピースS・M・L
- 取扱説明書
- イヤホン充電器
- MicroUSBケーブル
イヤホンケース
ケースがイヤホン本体の充電器の役割を担っているタイプです。ケースの大きさは概ねキャッシュカードやクレジットカードの半分くらいの大きさで厚さは大体2cmくらいです。
ケースの充電については側面のMicroUSBポートにケーブルを刺して行います。容量は350mAhで1.5時間程度で充電が完了します。
イヤホンを4回充電できる容量とのことですが、前回レビューしたPasonomi TWS-X9が2200mAhだったことを考えると物足りなさは否めません。
左右分離型イヤホンはイヤホン本体の充電に加え、ケースの充電も必要になるので、多少かさばっても出来るだけケースの容量は大きいほうがいいと思っています。
ケースに入れて充電しているつもりが実は充電できていなかったというトラブルは出来れば避けたいものです。
ケースの充電残量については背面の青いインジゲータの点灯によって4段階で表現されています。欲を言えば背面ではなく前面や上部にあるとベストですが、特に問題ないと思います。
イヤホン本体
質感が想像以上にチープだったのが残念でした。大きさは他の分離型イヤホンと相違ありませんが、表面はマッドに仕上げて欲しかったです。
手で持った際の印象は見た目以上に軽かったです。耳に入れている際の違和感は少ないかも知れませんが、音質が少し気になります。
イヤホンのオン・オフは左右のイヤホンのボタンのタップで行える一般的な形ですが、初回のペアリングについては少し複雑でAmazonレビューの動画を見て理解できました。
防水性能が無いので入浴中に使えないのが個人的には少し悲しいです。
PZX Bluetooth 音質レビューと評価
iPhone8にBluetooth接続して音質を確認しました。
高音域★
中音域★
低音域★★
音 像★
解像度★
装着感★★★
高音域
高音域は音量としてかなり小さいです。音量バランスが圧倒的に低音域に寄っているので女性ボーカルの曲を聞く際にオススメ出来るイヤホンではありません。
中音域
中音域についても低音寄りにバランスが寄っているのでメロディに途中で違和感を感じることが多いと思います。
低音域
低音について音量に関しては大きいですが、重厚な重さはあまり感じることが出来ません。
音像&解像度
Bluetoothイヤホンは一般的に解像度が低く、音が何処で鳴っているのか分からないことが多いですが、想像以上に音像もボヤケており低音質だと言わざるを得ません。
総評
辛口で書きましたが、このイヤホンの良いところを見つけることが出来ませんでした。強いて言えば装着感が悪くないくらいでしょうか。イヤホンの購入を検討されている方はこのイヤホンではなく前回レビューを行ったPasonomiを候補に入れて検討して欲しいです。
おわりに
中華イヤホンのよくあるハズレに当たってしまいました。
Amazonで高評価だったからと安易に購入してはいけない良い例になったかなと思っています。
エージングをしても大した期待は出来ないので残念ですがこのイヤホンはお蔵入りに鳴ると思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。