今回のお話は前回の続きで街コン本編です。準備編もありますのでよろしければご覧ください。
申し訳ありませんがこの記事は5000字クラスの長編になってしましましたので、適宜読み飛ばしてもらえれば幸いです。
【街コン編】生まれて初めて街コンに行ったらマッチングして次の日に遊びに行った話
プロフィール記入
会場に付いてまず最初に受付を行いました。本人確認は免許証で済ませましたが、イベントの参加条件である「大卒」「年収400万円以上」「大企業」の確認は特に取られませんでした。そういうものなんでしょうか。
受付が終わったら会場の中に通されて空いている男性用の席に座ってプロフィールカードを記入します。席は1対1で向かい合う形になっており、暫くすると女性の方が対面に座りました。お互い軽く挨拶を済ませて黙々とプロフィールカードの記入をしました。
以下私のプロフィールカードですが、かなりイケてないです。
- 身長:177cm
- 年齢:26歳
- 職業:会社員
- 趣味:カラオケ、インドア全般
- 休日の過ごし方:ドライブ、だらだらする
- 好きな異性のタイプ:優しい人
- 正確:のんびりタイプ
- 好きな食べ物:1位 焼き肉 2位 しゃぶしゃぶ 3位ラーメン
かなり厳しいと思いますが、果たしてこのプロフィールカードを見て興味を持ってもらうことが出来るのでしょうか?
対面の女性の方も殆ど同時に記入が終わったようで、イベント開始まで5分くらいの余裕がありましたが、コミュニケーション力が壊滅しているので私はお茶を飲んで無言の時間を過ごすことしか出来ませんでした。
周りからは談笑が聞こえて来てたりしたのでこの時点でかなり不安を感じています。(後で分かりましたが談笑していたのは私の友人でした。)
イベント開始
気まずい沈黙タイムも終わりイベントが開始されました。
イベントの流れとしては①5分×10人のトークセクション、②気になった人にメッセージカードを送るセクション、③マッチングセクションの3部構成です。
先ずはメインイベントのトークセクションです。
トークセクション
初めに対面している相手と初めにトークをして、男性が席を順番に移動していく方式です。素のキャラクターで行くと完全に終わってしまうので、今回は仕事の交渉で身につけた明るい営業スマイルで挑戦することにしました。
覚えている範囲のトーク内容と女性の特徴をピックアップしてご紹介します。
1人目:30歳の人
初街コンの初トーク相手だったので緊張してイマイチ内容が思い出せません。確かアパレル系の仕事をされている言われていた気がします。
とりあえずエキシビション的に捉えて相手のプロフィールに書いてあることを質問しながら流れを覚えていきました。残念ながらタイプの女性ではありませんでした。
2人目:保育士さん
「保育士」とメモされていたので多分保育士なんだと思います。それ以上の記憶がありません。多分タイプの女性ではありませんでした。
3人目:よく寝る人
私はインドアを越して引きこもり人間ですが、彼女は私と同レベルの引きこもりでした。ですが、その分話がすごく盛り上がって楽しかったです。
プロフィールカードを記入する段階で談笑が聞こえたのは彼女と私の友人だったことがこの段階でわかりました。友人は彼女が私のタイプの女性だと予想していたようで、私の良いところをかなりアピールしてくれていたようです。(ありがとう・・・)
綺麗な女性で生活リズムも合いそうでしたが、私と同じくだらけきっているので多分同棲したら生活は崩壊すると確信しました。29歳フリーターで趣味と特技は寝ることだそうです。
後でメッセージカードを送る第一候補が決まりました。
4人目:楽器を演奏する人
木管楽器の演奏が趣味で、クラシック関係の映像撮影の仕事をされていました。ハリセンボンの大柄な方に結構似てました。34歳とのことです。
自分も音楽演奏をするのでとりあえずその話で時間をつないでいました。
5人目:記憶にない人
記憶にない上にメモも取ってなかったので何も語ることが出来ません。
7人目:ワイン好きな人
お酒が大好きでその中でもワインが大好きだと言っていたのが印象的でした。私もワインをよく飲むので話は合いましたが残念ながらタイプではありませんでした。32歳とのことです。
8人目:すごく太ってる人
すみません。メモを見返すと自分用の隠語でDBと書いてあったのですが、凄く太っている身長の低い人だった気がします。看護師をされていてお仕事が大変そうでした。
(メモの内容はテーブルが狭く相手に見えてしまうので簡潔に自分にだけ分かるように記す必要があります)
ブレイクタイム
男性と女性の人数が合わなかったのか、1回休みとなりました。
この時間に進行役のお姉さんから、「明日もここでイベントをやるけど人が足りないので来て欲しい」とお願いをされてとりあえずその場は保留させてもらいました。
このお姉さんがこの会場で圧倒的に一番タイプの女性でした。
9人目:コブクロ好きな人
コブクロが好きでファンクラブに入っていることをアピールされました。というのも私と友人は子供の頃からコブクロの曲をカラオケで歌うことが多く、その話を友人がしたら食いついてきたようで、私と話をするのを楽しみにしてくれていたようです。
ファンクラブに入るくらいガチなので、マイナー曲を少し歌ってみたらめちゃくちゃウケましたが、残念ながらタイプではありませんでした。31歳とのことです。
10人目:22歳の女の子①
参加者の中で圧倒的に若い女の子で年齢を見た瞬間かなり驚きました。どんな話をしたのか正直覚えていないのですが、今までモテた事がないので22歳にして焦りを感じて街コンに参加したとのことです。是非頑張って欲しいですが残念ながらタイプではありませんでした。
11人目:22歳の女の子②
先程の女の子の友人とのことで今回一緒に参加をしたようです。ルックスも悪くなく、公務員でアウトドア派なので街コンに来なくとも出会いは全然ありあそうに見えました。多分、もうひとりの女の子に頼まれて参加した感じなのかなと思いました。
私はインドア派なので残念ながらタイプが合わないと思いました。
メッセージカードセクション
このセクションでは今まで話した中で気に入った人に最大2枚までメッセージを書いて係員の方に渡すと相手に届けてくれます。なので、誰が誰に渡したかはとりあえず分からないシステムになっています。
私は3人目のよく寝る人に「もっとお話したいです」というメッセージとLINEのIDを添えて係員の方にカードを渡しました。
このセクションと次のマッチングセクションは最後にトークをした人と向かい合いながら記入することになるので、自ずと22歳の女の子と長めに話をする時間がありました。結構楽しく喋れていたと思うのですが、メッセージカードを係の方から受け取って少し後悔しました。
私は目の前の女の子にメッセージカードを書いていないのですが、相手は私にLINEのIDを書いたメッセージカードを書いてくれています。これは非常に気まずいですね。もしかしたらマナー的に目の前の人にはメッセージカードを書く暗黙のルールがあるのかも知れません。
自分はカードを貰えたので良かったですが、1枚もカードを貰えないと目の前の相手にバレてしまうので場合によってはかなり居たたまれない状況になると思います。そんな状況にお互いならないためにもメッセージカードを送りあったほうが良いかも知れません。
ちなみに2枚メッセージカードをもらうことが出来たのですが、書いてくれたもう一人はよく寝る人でした。この場は気まずいですが、かなり嬉しかったです。
マッチングセクション
このセクションではマッチングしたい異性を最大5人まで記入して提出することが出来ます。私はよく寝る人を書いて提出しました。
ここから発表まで5分くらいスタッフの方が集計する時間があるのですが、マッチングの話は気まずすぎて出来なかったので、周辺の美味しいお店のトークで時間を潰しました。
結果発表
いよいよ最後の発表がやってきました。平静を装っていましたが、この時ばかりは浮足立っていたと思います。
男性女性それぞれ番号が与えられていて、その番号で呼ばれるので一応、周りの人には分からないというシステムになっていますが、女性の番号は記入するために控えているので誰がマッチングしたかは直ぐに分かります。
今回は5組マッチングが成立したとのことで、1組づつ呼ばれていきます。その際、イベントが終わったら男性が先に退出して、ビルの1階でマッチングした女性を待つようにアナウンスされます。マッチングしなかったらそのまま帰らないといけません。
1組目、2組目が呼ばれても私の記入した女性も私も呼ばれません。
3組目、4組目の発表でも呼ばれることはありませんでしたが、私の目の前の女の子は番号が読み上げられていて少し嬉しそうでした。良かった良かった。
最後の5組目の発表で記入した女性の名前が呼ばれました。この段階で既に心の中でガッツポーズをしていたのですが、次に呼ばれた男性の番号は私の番号ではありませんでした・・・無念
会場を出る
イベントが終わったら会場を出ます。このタイミングで私は友人と合流して会場を後にしました。マッチングできなかった~とか多分言っていたと思います。
友人も私のアシストで来てくれていたので当然マッチングする訳もないので、とりあえず反省会をしに、その辺の居酒屋を探そうとした瞬間
「俺、よく寝る人とマッチングしたわ。ごめん。」
と友人は語ります。思わぬところに伏兵はいるのです。
友人がアシストをしてくれた
友人はマッチングしたのでビルのエントランスでお相手を待ちます。とりあえず私もその場に同伴させてもらいました。暫くするとエレベーターでよく寝る人が降りてきてこちらに来ました。
話を聞いてみるとメッセージカードは私と友人の二人に宛てて書いてくれたらしく、マッチングの紙も同様に私と友人2人を書いてくれていました。当然友人を1位に書いたので、友人とマッチングしたということですね。これはしょうが無い。
そんな感じで私の印象も良かったみたいなので連絡先を交換することが出来ました。これは凄く嬉しかったです。その後、かなり不自然でしたが友人は頑なに連絡先を交換しようとしませんでした。私をサポートしてくれるのは凄く嬉しいですが、マッチングした相手と連絡先を交換しない街コンってあるんですね。
友人と街コンを振り返ってみた
友人にはいくら感謝しても足りないのですが、後で聞いたらメッセージカードを6枚貰っていたことが分かり、同姓としての格差を感じずにはいられませんでした。2枚しか書けないカードを過半数の女性から貰うのはかなりヤバイです。街コン荒らしです。
その後は居酒屋に向かい、あるかどうか分からない次回の街コンに向けて反省会を行いつつ楽しくお酒を飲みました。
帰宅中に電話
終電間近まで語り尽くして、私と友人は帰路につく電車に乗り込みました。その時気がついたのですが、女性からLINEに電話の着信がありました。その場は電車内だったので、後でかけ直すと電話して暫くした後、電車は発進しました。
暫くして電車が地元の駅に到着してから、少しお酒を買って近くの公園に行き電話を掛けました。なんとなく、長い電話になると思いましたが、この先の展開は予想出来ていませんでした。
長文になってしまい申し訳ありません。
次回は最後のデート編です。多分明日書くのでよければ見て下さい。
最後までご覧いただきありがとうございました。
よろしければ準備編も合わせてお読み下さい。